毎日毎日、暑いです。
去年もこんなに暑かったっけ? と思うほど暑いです。
今年はNYやLAも猛暑みたいだから、もしかしたら去年より暑いのかもしれません。
でもそういう問題じゃなくて、もう4月くらいからずーっと夏なんですよね。
でもって10月の初めくらいまで夏なんですよ。
夏は大好きなんですが、こう夏が長いと、全くありがたみがありません。
日本みたいに、ぱーっと花火のようにあっという間の夏が懐かしい。
さて、まだまだ持っているバトンをやろうと思ってたけど、今日はちょっと面白いことがありまして。
アジアンスーパーにお買い物に行ったんですけどね。
その店には小さい野菜コーナーがあって、主に中国のお野菜を売ってるんですよ。
仕入れ日すぐは新鮮なんですが、大分経つとヨレヨレ。でもって、そのまま置いてあるんです。
私はこのアジアンスーパーの中国ナスが気に入っていて、あれば買おうかなーと思ってたらヨレヨレのが置いてありまして。
そしたらその横に、ダンボール箱に入った、今日来たばかりのナスの山を発見したんですよ。フタは閉まってたんですがね。
そしたら、インド人のオネエサンがつかつか私の前を「Excuse me!」と横切って、古いナスの前で立ち止まり、「古そうねぇ?」と言ったんです。で、私は「うん。でもそこに、新しいナスがあるのよ。そっちが欲しいわよね」って箱を指差したんですよ。
そしたらインドネエサン、箱をガサゴソ開けて、「ホント、これ新しい! すみませ~ん!」とレジにいるおばあさん(経営者のお母さんで、たまに店番をしている)に声をかけ、「この箱の中の、取っていい?」と訊いたのです。
さて。この中華系のおばあさん。
私はこのおばあさんが、仕入れの人が店に運び込む際にビン物を落として2、3本割った時に、めちゃくちゃ怒っていたのを見たことがあります。わざとじゃないのに。
そんな感じに商売っ気のあるおばあさん、てくてくやって来て古い方を指差し、「No,no,no~、こっちもまだまだ大丈夫~」と言います。
私も負けちゃならんと、「でもこれ、古そう。シワシワだし、縮んでるし・・・」と反論したんですが、おばあさんより分けながら、「ほら、これなんか大丈夫。何本?3本?ほらこれっ」と強引に袋に入れて私に手渡しました。
なんかまぁ、一応その中ではマシだったし、どうせ今日使うしいいかな~と思って私は違うコーナーに向かったのですが、インドネエサンはせっせと新しい箱に手を突っ込んでます。おばあさん、「あなたは何本?」と後ろから声をかけたけど、「だって、そっちはシワシワだし縮んでるもん!すぐ悪くなるもん!」と、私の使った単語をそのまま使ってます。
まいっかと思って他の物をカゴに入れて、私がレジに行ってもまーだああだこうだ。結構な時間やってます。
レジを打つのはおばあさん。私は様子を窺いながら、何も言わずに待ってました。
さあ、華僑ばあさんとインドネエサン。勝負は。
インドネエサンの勝ち。 ←やっぱりね
おまけに、「あなたも新しいのにしてもらいなさいよ~^▽^」とのたもうて、おばあさん(ー"ー)こーんな顔になりながら、新しい3本を手にレジにやって来ました。
というわけで、手に入れたナスが、冒頭の写真のナスです。新鮮♪
この間何かで読んだんですがね。
国際会議における良い議長とは、『日本人をしゃべらせて、インド人を黙らせる議長』なんだそうです。
そういえばオハイオの時に仲良くしていたインド人の友人・アヌーも、交渉事はお得意だったなぁ。私は横でボーっと立ってるだけだった。
普段のおしゃべりも、私の3倍はしゃべってました。インド人特有の訛りと言い回しで。
例えば、「ユアハズバンドクックノ?」とか言うんです。
Your husband cook, no? = Doesn't your husband cook?、つまり、「あなたの夫はお料理しないの?」っていう疑問文が、インド人だとこうなるんですねー。
このように、文法や発音はものすごく自国流だけど、意味は通じるし、そのめちゃくちゃなまま臆せずしゃべりまくって、思ったことの120%くらい表現してるんです。
ちょっと爪の垢を煎じて飲まなければならないかもしれません。
というようなことを、ちょっと思い出しました。
ところで、ご存知ですか? インド人って、夕飯の後、散歩するんですよー。
家族全員でお散歩する姿をよく見かけます。
アヌーもするって言ってました。